何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

面倒はいや=わかる、売上に含まれる消費税が利益にならなくなる=意味がわからない

 

まりす@maris annの中の人 on Twitter: "ハンドメイドやってる皆さん、次の選挙でインボイス制度に反対する政党に投票しないと、課税業者登録しなきゃいけなくなるし、粗利に掛かる消費税も納めなきゃならないし、面倒が増えますよ。 その辺りも投票先選びにぜひ御勘案ください。 https://t.co/NmfoOZiZB4"

この手の意見のほとんどの理屈がよくわからん。そもそも免税されているわけだから相殺されないのは当然で、免税事業者が売上に含まれる消費税額を自己の利益とする理屈も当然謎。全体的に面倒という話し以外は謎すぎ

面倒になるのは判るし、上手い仕組みはないものかと思わなくもないが、そもそも個人事業主だったり、そもそも個人事業主としてすら表に出さない人だったりが納税をしていない状況が問題だと思うんだけど。

 

特に消費税は自己の負担ですらない。

消費者が支払った税を一時的に預かり、それを代わって収めるだけのもので、それを自己の利益として勘定する事を正当化する理屈が謎。

 

面倒が増えるのがいやだなぁ、という理屈は判るし、その一点で批判的であることは理解できるが、流石に消費税の扱いについてどうこう言われても、それを処理できない程度の人がなぜ事業を営むのかとしか突っ込めない。

 

どちらかというと個人事業主の拡大(YouTuberや転売ヤー含め)により、小規模事業者がとばっちりをうけたという感じもするので、小規模事業者は「ちゃんとやっとけよ」と言う権利があると思うが、消費税を自己の利益として主張する人にその手の権利があるのかというのは疑問。

 

少なくとも脱税や脱法の類いに社会はそこまで寛容でもないと思うし、実際、政治家が「法律上は問題ない」としても「倫理的におかしいだろ」と我々は言うわけで、それが自分達の立場になったら「法律上は問題ないのだから」と言ってしまうと、もはや、それってどうなのとしか。

 

法律上問題なければOKとするなら、自分以外も含め、自分に利益がないことも含めソレは認めざるを得ないけどそれで本当に良いのかと。

 

どちらかというと今までがザルで、日本ではあまり個人が事業を営むことがそれほどメジャーではないという前提で仕組みがザルだったわけで、ここまで個人事業主や小規模事業者が増えるようであれば制度体系を変えるのは政府の責任でもあると僕は思う。

 

実際税制度ってのはそうやって回っていて、僕らだってアホのような金額で税金収めたりするわけで、だからと言って納税額の低い人や、免除されている人に対して「お前らには発言権はない」等とは言わないし、仕組みがそうである以上、収める事は止む無し(望んで収めては当然いないが・・・)という事しか言えないわけで。

 

それが嫌なら税制度自体を撤廃して、福利厚生とか公序とかについて廃止していくことをより加速するしかないのだけどソレで良いのだろうか。

 

必要なお金は自分以外の誰かが納めてくれるのだから、自分は納めないという事は、少なくとも事業というものが一般的に営利目的であるとしても、社会の構成要因である事業主としてのスタンスとしては、限りなく黒いスタンスではあると思うが。

 

ブラック企業ですらCSRという建前で社会的責任について負うべきところは負って、その上で如何に逃げ回るかという事をやっているわけだから、そこはもう少し上手にすべきだし、主張するにしても、流石に「消費税分の利益が消える!」等といってはいけないと思うのだけど。

 

面倒という一点では批判されるのでもっと合理的な何かを探したのかもしれないけど、少なくとも面倒という事を除くと、本来有るべき姿に収まりつつあるという事の方が妥当な見解であって、一部の商慣習と相性が悪い事は認めるけども、それは少なくとも多くの個人事業主のそれとは全く関係がないし、むしろそのスタンスが法改正の原因だと思いますが。

 

 

 

批判するにしても流石にメディアの質を問われるやり方だと思うが

 

「きょうは最後まで答えてください」首相、わずか2分の“終幕宣言”(西日本新聞) - Yahoo!ニュース

昨日のぶら下がりに関してだけ言えば、そもそも週明けに正式な会見の場を設けてその場でしっかりとお答えすると回答しているわけで、流石にこれは言い掛かり、その上、最後まで答えてくれと言ったのは終了後なんだが

この話、昨日のニュースで何度も取り上げられていたし、私は運よくリアルタイムで全てみれたわけですが、ちょっとこの記者が何を言っているのかわからない。

 

私は菅総理のこれまでのメディア対応については問題があったと思っているし、退陣についても、彼自身が先頭に立つタイプでもないと考えているので、その判断含め真っ当なものだと考えている。

 

そういった立場で、特段彼に思い入れがあるわけでもなく、見ていたが、そもそも菅総理は会見の中で「また来週にでも改めて記者会見をしたい」と明確に対応についての方針を述べており、特段その回答自体に問題がるとは思えない。

そもそも、なぜ不出馬なのかという事についても既に会見の中で、総裁選とコロナ対応を同時に行う事が難しいと判断し、その上で、コロナ対応に選任すべきと考えたと述べており、既に不出馬の理由自体は答えている。

 

そもそもぶら下がりや不定期会見で全てを最後まで答えろというのはメディアの勝手な言い分だと思う。

だいたい、官邸とメディアの関係で言えば、定例会見もあるわけだが、そこで申し合わせたような対応を長年続けてきたのはメディアであって、あの時間を無駄に消費する仕組みにした責任はメディアにある。

海外のようにああいった正式な場で、質疑に対してしっかりと答える事を求める対応や、それを行わない場合の政府に対する確固たる態度をメディアがとる、例えばそもそもメディアが一切会見に応じないという方法もある。すべてのメディアが現状の政府の対応は国民に質問に答えているものではないとして、メディアの対応方針を変更しない限り、少なくとも国内メディアは一切の会見や政府発表に参加しないと国民に向けても同様に発信すれば、私は少なくとも理解は得られると思うが。

仮にそうなったとしても、NHKは恐らくそういった枠組みに参加しないだろうし、テレビを使ってみたい人はNHKを見ればいいだけの事で、特段の影響はない。

また、政府側もメディアが一切政府方針の報道をしないという自体になれば、凡そ国民も含め、恐らくは海外からも異常事態であると報道され、その政府の対応の在り方を国内外で議論する事ができるだろう。

 

結局、あの場でよく言われる「最後まで答えてください」等と言うのは、大半が茶番で、だったら答える事をもっと積極的に場を作る、環境を整える所から行うべきだし、記者クラブとかそういった閉鎖的なものを使うのではなく、もっと真っ当なシステムを構築して健全な体制を作ってからだと私は思うが。

 

少なくとも昨日の会見について言えば、必要な事と伝えるべき事は伝えてあるわけで、それ以外の事、つまりそれ以前の会見での回答が得られていない事について、あの場で清算しないのはおかしいという論調は、どちらかというと政府とメディアの関係を一度清算すべきという話でしかなく、政府にも責任はあるが、それと同じだけ今まで無責任な報道環境を身勝手に構築したメディアにも同じだけの責任があると私は思うが。

 

 

おそらく髪を染める染めないの話題は男性の方が厳しい扱いが多い

髪をブルーブラックに染めた同期「おじさんには見えない青だから怒られないの!」 加齢で見えにくくなる髪色で回避するライフハック - Togetter

まぁ、意図的ではないのだろうが、同性の事は女性陣として一括で表現した上で、男性の年長者だけがおじさんで加老により見えないとしているあたり、雰囲気的にはそういった方向性の人なのだろうかと思わなくもない。

まぁ、私は自分の関係するところでは髪の色も服装も少なくとも自由にして貰っているし、状況によっては自分のチームだけでも自由にする方向で調整していることもあって、お好きにどうぞという話しではある。

 

が、ちょっと違う視点でこの話は気になった。

全体のツィートを眺めると、おっさんの理解がない的な発言が多いが、私が感じるに、別に年寄りが髪を染める事に理解がないのは、男性も女性も同じかと。

例えば、職場の責任者を女性にしても、コールセンターなどで服装規定(現場で調整可能な範囲)に関わる部分で配慮があるかと言えば、そんな事は大抵ありません。

 

一方で、その話とは関係なく、多くの現場で男性に対しての服飾規定は男性には著しく厳しい事が多い。

例えばスーツ着用は明記されなくとも、スーツを着ないと言う選択をするだけでほぼ毎日のように嫌みを言われる事もあるし、失礼のない程度のジャケットを羽織った服装ですら、なぜスーツを着ないのかという個別の理由を求められる事もある。当然、スーツ着用は義務ではないという議論をするわけだが、相手のリアクションは「それは関係ない。聞きたいのはなぜスーツを着ないのかという話しだ」となる。

なお、この時の人事部長は女性でして、私は試しに女性は服装自由じゃないですか、と問いただした訳ですが、その時は「でも貴方は男性でしょ。男性には男性のルールがあるし、女性には女性のルールがあるの。それを守るのが社会人としての責任であり大人になるという事ですよ」と軽く性別による差別をほのめかされたわけです。なお、当社の服飾規定には当然男女でそういった区別された規定はありません。

 

髪を染めるという事も同様で、私は髪は染めないのですが、染めている知人がいた際、同様に指摘を受けているという話しをしたことがあります。というか、男性の場合、特に若手は「なぜ髪を染めてはいけないのか」という質問は私がもう少し若くて直接若手と話す機会が多かった頃の質問や指摘のナンバーワンだったと思います。

特に女性が明るめの色にする事程度であれば許容されているような職場でも、男性が同様の行為をする事は明らかに禁止されている事も多く、男性が染めるという事は明らかに女性よりも厳しい目で見られていました。

 

結局のところ、この手の話題は「おじさんが」という話しではなく、どちらかというとそういった文化がない時代の人が、そういった時代の教育を受けた結果、性別を問わずそういった事に謎の倫理感をもってしまっているという事であって、殊更おっさんだけを批判しても無意味かと。

むしろ男性でキッツい対応された人は私のように、使えるものをフル動員してでもお前らの圧には屈しない程度の対応をするおっさんもいるわけです。

 

あとは、否定的なおっさんが比較的多く見受けられるのは、単純にそういった役割のところに男性がまだまだ多いというのが影響しているとは思います。

ただ、前述のとおり、あまりこれは性別という話しではなくて、年代とか受けた教育/若い頃の社内での環境というものに左右されていると私は感じる(結構転職や出向でいろいろな会社に席を置いた身として)ますので、そういった視点で向き合った方がよいかと思います。

 

妻が仕事を探すときにも助言した事として、女性上司や女性の多い職場であれば女性への理解が高そうに見えるが、実際はそれ程顕著に差が出るわけでもない上、同性同士の方が結構エグい事が起きる上に、女性同士のトラブルには男性は介入が難しいので、トラブルなら男性上司相手の方がむしろ対応しやすいよ、という話しはした覚えがあります。

女性従業員に理解のある職場は、会社的にずっとそういった対応をしている事が多く、特定の人が理解しているかどうかはあまり意味がありませんから、見るなら人ではなく組織そのもの、例えば規定を読ませて貰って、生理休暇の扱いとか、結婚・出産に関する規定とか、明文化された具体的な事例を元に判断する方がよいとの意見です。

 

仮にその人が良い人でも、異動だったり組織改定だったりはあるわけですから、やはり規定というもの、組織としてどう対応しているのかという点を確り確認すべきかと。

 

逆を言えば、そもそも服飾規定で特段何かしらの事由により制限されていないものを、現場の勝手な判断で制限するような行為が行われている時は、普通に人事部門へ相談する事がよいのではないかと思います。

もっとも、私のように、謎な人事部長と新たに戦う事となるケースも有りますが、最近はそういった紛争をあえて大きくするような会社は減ってきているので、昭和後期から平成初期のような極端な扱いは減っているとは思います。

 

まぁ、髪に限らず、服飾規定の扱いに関して言えば、恐らくは全面的に男性の方が結構苦しい思いをしている事は多いと思いますので、男性にとっても、女性にとっても、少なくとも特段の理由もなく、何かしらの制限を受けたり、押しつけられたりする事がないような世の中になって欲しいものです。

 

特にコロナ過で比較的体格が変動しやすい状況でもありますし、ちょっとスーツを都度新調するのも、お安くないわけでして・・・。

 

 

 

差別をする人間は兎に角差別をする為のネタが欲しいだけという話し

 

まんだらけの「禁書房」はオタクのキモさを周囲に知らしめる絶好の機会 - サブカル 語る。

よくわからん。一つはあの建物は1階を除けばどの階もだいぶカオスだし、仮にエロ関連が出ていなくてもそんなお上品でゾーニングされた物件ではないよね。なぜゾーニング大事と思う店舗があの物件に出店したのか不明

この話しですね。

まず始めに私はアダルトに限らずゾーニングが必要とされる商品やサービスについて男女や年齢を問わず、そういった商品やサービスを取り扱う場合はゾーニングをすべきだという立場です。

 

そういった立場で、例えばせめて店舗の外から見えないように配慮すべきという意見にも同意しますし、周囲との調整も必要では?という意見もその通りだとは思います。

私の意見は、単純に、あの建物自体行った事ある方ならわかりますが、新橋駅前ビルあたりと同じでサブカル系店舗というかある意味無秩序な乱立そのものが一つの味でもあると思いますから、極端にイメージであったり顧客層が限定される店舗が出店先を選ぶ時にチョイスする物件ではないと思っているだけの話しです。

もっとも、経緯としては同店が出店した時にまんだらけが向かいに出店する事は想定されていないという事実もありますから、そこは別な人のコメントどおり、もう少し配慮するべき点もあるでしょう、というのは妥当な指摘ですし、そういった批判は適正なものだと思います。

 

その前提でこの話についてコメントしていますが、まぁ、単純に特定属性を批判したいだけの人がわんさか湧いてきます。

 

まず、大前提として、いつからこの話で攻撃すべき対象が「オタク」となったのか?

そもそもですが対象店舗の「禁書房」は別にオタクだけを対象にしているわけではありません。

確かにまんだらけというオタク御用達のお店の関連店舗ですが、お店の紹介文を読んでも、古い作品から最新作まで取扱いとあり、アダルトショップではありますが、別にオタク専門店ではありません。

もっとも、古いアダルトビデオのマニアはいるでしょうし、それをもって「オタク」と呼ぶので、オタク成分がゼロとは言えませんが、せいぜいその程度でしょう。

 

つまり、少なくとも同店舗を批判する事に於いては、オタクという呼称を使う必要は全く有りません。

私としては、まぁ、使うべきは「同店を利用する又は支持する人」というところでしょう。

 

さて、その話しを心の片隅おいて以下の意見を見てみましょう。

 

まんだらけの「禁書房」はオタクのキモさを周囲に知らしめる絶好の機会 - サブカル 語る。

今まで営業してたファンシーショップが真正面に成人ショップがオープンされたら続けていけないと閉店に追い込まれてたのに、「よくわからん」と言ってるオタクは最初から理解すること拒絶してるのだろう。

2021/08/31 00:30

はい、私にはやっぱり貴方の意見は「よくわからん」です。

まず、オタク連中が支持しているという根拠はどこでしょうか?

私がざっくり見回った限りでは、反フェミニスト界隈の人が必死に擁護している事は判りますが、オタク界隈で必死に支援している人はゼロだとは言いませんが見かけませんが。

せいぜい私同様に「あのビルなぁ、あれカオスビルなんだけどな」程度の意見がギリギリ擁護と受け取れる程度で、大抵は「もうちょっと考えてもいいのでは」程度かと思います、それを除くと、男性ですら「いや、これはないわ」という人も多数いますから、少なくともオタク界隈が支持しているという根拠は見当たりません。

その上「よくわからん」というのは始めから理解する事を拒絶していると批判されていますが、前述のとおり、私は理解に関して色々と情報も見て回りましたし、実際私もあのあたりのビルは利用する事がありますから、状況については理解しているつもりです。例えば他にも女性向けと思われる店舗はありますし、同様に近寄り難い店舗もある事も理解している上で、単純に利用者の事を考えたときあのビルしかなかったのか、という疑問が生じているわけで、逆に考えているからこそでる疑問です。

どこに出店するのも自由ではあるでしょうが「入店されるお客様の事を考えれば」というのがそもそもこの議論の中心なわけですから、その点も当然考慮されるべきですが。

例えば、原宿のシンボル的建物であった「コンドマニア」ですが、あれですら賛否両論でした。人にっては女性が多い原宿には相応しくないという人もいれば、あれがもともとの原宿の雰囲気の象徴であって、女性向け店舗が集中したのは後からの話だ、という人もいました。私からすると、あれだけ堂々と女性が中心的な街(とは言え、原宿の場合は通りにより中心は異なりますが)で、堂々とコンドームの店の看板が一等地で、且つ、目立つように看板やメッセージを掲げていたわけ、そりゃいつかは少なからず議論にはなるだろうな、とは思いましたが。

ちなみに同店が移転したのは別にそういった話しとは関係ありませんが。

 

結局のところid:usi4444氏が言いたいことは「オタク氏ね」というだけであって、この問題について考えるつもりも、議論するつもりもない事は明らかですから、単純に差別主義を大声で叫んでいるだけの、所謂ただの野次馬でしかありません。

「最初から理解を拒絶している」のはご自身なわけですが、全くもって残念ですね。

 

次はこちら。

まんだらけの「禁書房」はオタクのキモさを周囲に知らしめる絶好の機会 - サブカル 語る。

オタクの節操のなさって、集団で公道を走り回る連中が6連ホーンで「ゴッドファーザー・愛のテーマ」鳴らすような物で「俺たちは許されている!無敵!」な感覚を得るための麻薬なのだと思う。良識を取り戻してほしい

2021/08/30 09:48

はい、これも同様ですね。どこから「オタク」という属性を出してきたのでしょうか?

確かに「オタク」という属性の中に無秩序な集団が含まれる事は否定できません。

一方で、例えば一般的な事件や犯罪でも同様ですが、普通に考えて問題を起こしている総数はオタクよりも非オタクの方が多いでしょうし、例えば町中でそれこそ大きな排気音を垂れ流して走り去る集団もオタクではないでしょうし、例えば無謀なフェスを開くなど問題行動を起こしているのも、オタクよりも非オタクの方が多いでしょう。

 

まず、大前提として問題行動をオタクは取るという根拠はどこにあるのか不明です。

Aの集団についてBの集団が理解できない事は普通ですし、その理解できないが嫌悪感になる事も否定できない事実でしょう。

一方で、その「理解できない」を超越して根拠のない批判をしてしまうことは、それはもうただの差別であって、黒人差別やアジア人差別と何らかわりません。

その上で、そもそもこれはアダルトショップに関する問題なわけですから、オタク云々ではなく、批判したいならせいぜい「男性は」とすべきでしょうし、当然「男性は」なんてつければ「主語が大きい」と批判されるわけで、その時点で、「オタク」というものを攻撃対象にしているのは、単純に「オタクあいてであれば」という差別主義が明らかなわけです。

 

例えば入れ墨/タトゥーという文化については賛否両論です。

あれはアートだという人もいますし、特定の文化の中ではファッションであると人もいますし、それ以前に全肯定という人も少なくありません。

一方で、怖いという感情を持つ人もいるでしょうし、否定的な意見を持つ人も沢山おられます。

これらはどちらも当然の事で、何かしら批判や肯定という意見が乱立する事はいたって普通の事です。

しかし、「怖い」というだけで「タトゥーをしている人は危ない人だ」と言ったり、「タトゥーを入れているから薬物をやっているだろう」というようなレッテル貼りが許されるわけではありません。

当然、まだまだ日本では決して市民権を得ている文化ではありませんから、これも本件同様にどうやって折り合いを付けるか、文化の浸透にあわせて調整する必要がある問題だと思います。

 

何れにせよ、結局のとろこid:usi4444氏もid:izure氏も言いたいことは「オタク氏ね」というだけの事で、自分の差別主義を公にしたいだけの事ではないかと思います。

つまりはネタは何でもよくて、その問題がどう解消されるべきかとか、誰が被害にあっているのかとか、今後はどうあるべきかとか、そういった問題の本質には興味がなく、ただただ特定属性を嫌悪し、どこかでその切っ掛けがあれば、問題には興味はないのに「よーし、私が批判してさしあげるぞー!」と押しかける感じでしょうか。

 

別に何かしらの文化を理解できない、他人の価値観を理解できなという事は普通にある事ですからそれ自体が問題だとは思いませんが、ただただ嫌悪や憎悪をぶつけるためだけにコメントするというのも、何をこじらせたらそうなるのかというのは全くもって疑問です。

 

何か生活が上手くいっていないのか、それともちょっと最近嫌な事があったのかわかりませんが、昨日よりも今日が、明日が、よりより一日になる事をお祈りいたします。

菅総理の答弁と小池都知事の答弁は全く同じ方針という話し

菅総理の答弁が、質問に対してチグハグな回答をしており、答弁として成立していないという話しが話題になっていましたが、小池知事の答弁も全く同じです。

 

例えば、本日の定例会見でもそうでしたが、全く質問に答えず、その上その点を指摘しようとした記者を無視して次の質問者を直ぐに指し黙殺するという行動を採っています。

 

具体的には、記者から「東京都ではオリンピックの関係性は別として事実として制御不能な規模の感染となっており、政治は結果責任という言葉もあるわけで、現状の東京都の状況について責任についてどう考えておられるか、責任を果たしているとおもっているのか」という趣旨の質問が行われました。

 

これに対して小池都知事は「デルタ株の猛威は(これまでのものと比較して)倍の影響がある。東京都だけでなく他の都市も同様で影響は大い。東京都としては国と連携して色々と努力している。日本や東京は世界最大の病床数を確保しており、それを活用した活動を行っている。人流の抑制については我が国の仕組みとしてお願いしかできない。ワクチンや抗体カクテル(療法)を活用しつつ、基本的なもの(取り組みやルール)を守って貰うしかない。経済を考えつつ、他の国の取り組みも参考にしつつ今後も取り組んでいきたい」と答え、当然これでは「責任を果たしているのか」という記者の質問には答えていないわけです。

 

これに対して記者が「確認ですが」とその点を問いただそうとすると小池都知事は「はいどうぞ」と直ぐに別の記者を指し、回答が不足している事を指摘しようとした記者を振り切りました。

 

これは非常に不適切な対応です。

そもそも質問が「責任を果たしているのか」という事なのですから「果たしている」または「果たしていない」の何れかとなるべきで、その理由を並べるのは良いでしょうが、そのいずれかが含まれないというのは事実上「お答えしません」と述べているのと同じです。

 

このやり方は自民党菅総理のそれと全く同じです。

菅総理の場合は、そもそも何を質問しても定型文を返すという事でしたが、小池都知事のこの回答も実はいつも定例会見やモニタリング会議後の会見で述べている内容の反復であり、実質回答していないものと同じです。

 

その他のシーンでも、質問者の質問を聞きながら含み笑いをしたり、雰囲気としては自民党の麻生大臣の記者会見に似ており、記者を下に見て「わからないのはあなた方の記者としての質の問題だ」とでも言わんばかりの対応です。

 

このような対応をしている事は、実は前から気になっていましたが、最近はさらにその酷さがましています。

 

このほかにも、若者向けの予約不要の接種会場の件について質問があった部分でも、質問の趣旨としては「都としては若者が打たない事により感染が若者の中で拡大している」というメッセージを発信していた事に対して、接種会場を設けた事により若者の接種希望者が多くいる事実がわかり、その上、希望者が結局は打てない(初日以降は抽選対応をする方針との事/予約制よりも酷いのではないかと・・・)事についてどう考えているのかという質問も「2割は打ちたくないという事は逆を返せば8割は希望されているという事。都としては他の会場でも積極的に若者向けの接種機会を提供している。今後も若者は積極的に打って頂きたい」とのみのべ、全くもって自分達の無責任で失礼な発言についての説明責任は果たしていません。

 

私はこのような不適切な対応を小池都知事が続けている点について、もっとマスメディアでは取り上げるべきだと思います。

 

全くもって都知事どころか、根本的に知事という職業に適していない人だと私は思いますし、いち都民として、ここまで都民や国民を馬鹿にする対応を続ける人間に都知事を続けさせている事に恥ずかしさを感じずにはいられません。

割引を得られるという事は、その分元々賃料に転嫁されている

 

「賃貸の更新料謎すぎる 更新するんだから逆にお金くれよ」→借りる側、貸す側の反応さまざま - Togetter

長くすむと賃料さがるロジックは自身の信用力が賃料に影響を与えるという仕組みを肯定する事になるので、逆に初回契約時や異なる不動産会社の利用時には高くなり、さらに人によってはずっと高くなるがそれでもよいの

 まぁ、確かに更新料(手数料ではない部分)は実際何の為なのかというは疑問で、基本的にご祝儀扱いなので、古いしきたりで廃止/規制すべきとは私も思う。

 

一方で、興味深いのは「長くすんだのだから賃料はむしろ割り引かれるべき」というロジック。

一見すると「なるほど」と思いそうにもなるが、いやいや、それ相当いろいろマズいと思うが。

 

単純に長く住んだのだから賃料が安くなるという事は、一つは建物の経年劣化による価値の減少分の反映という見方や、一つは貸主のとの関係において一定期間の信頼される関係を築いた事により貸主側のリスクの低下によるコストの低下などが考えられる。

 

まず前者についてはそもそも今でも行われていて、例えば物価連動で賃料が上がるケースもあれば、退去を申し出ると賃料の割引の提案を受けるなどもあったりする。それらは単純に人気や価値といったものが賃料に反映されているもので、それにあたる。

もっとも、都市部では賃料は今の所右肩上がりなので安くなるケースは稀だが。

 

一方で後者の話がメインで、結構これは多くの人に影響があり、それ程喜ばれない仕組みだと私は思う。

 

皆、長く住んでいるから安くなるはずだと考えているが、安くなるという事は、安くする余地が元々あったという事になる。

現在の賃料は単純にその物件の価値で定まっており、原則、借主により賃料が上下する事はない。10万円/月の募集は誰が借りても同じ賃料で、唯一違うのは審査により契約が拒絶される事があるというもの。

この仕組みは、貸主としては賃料に一定のリスクを織り込むものの、一定の閾値を設け、その閾値を基準に貸主がリスクを管理するという方式。想定を外した場合は一律貸主が損をする仕組みで、借主側は契約さえできれば特段損も得もない。

 

では、コメントにあるような仕組み、つまり信用力に応じて賃料が決まるという仕組みだとどうなるのだろうか。

この場合、単純に借主の信用力により上下するわけだから、収入が多い、勤務年数が長い、勤務先の社会的信用が高い、借入が少ない、預貯金が多い等の幾つかの条件により賃料が決まる事になる。

そして、貸主はリスク相当分を全て賃料に転嫁する事になるので、少なくとも同じ物件を借りると想定しても、初回契約時は確実に現在の賃料よりも高くなり、次回以降、更新の都度そのリスク相当分の一部について減額されることとなるので、おそらく大半の人は今よりも損をする事が想定される。

 

その上、この仕組みだと、裕福な人や安定性の高い人程得をし、一方で、生活に余裕のない人であったり、例えば子育て世帯、シングルマザー/ファザーのような世帯程賃料が高くなる事が想定され、社会的にもなかなか厳しい仕組みとなるのではないかと思われる。

 

私自身は極論審査手数料すら払いたくない場合(保証会社必須のケースとか)は、契約期間中の賃料の一括前払等も選択肢に入れる人間なので、信用力に応じて賃料が変動するというのはウェルカムではあるが、おそらくそんな人は多くないだろうし、そもそも大半の人は初回時の賃料がさらに上がるという事に否定的になるのではないだろうか。

特に私のように比較的引っ越しをする回数が多い人間からすると、都度信用力の影響で初回契約時にそのリスク相当分を賃料に上乗せされるというのは、なんとも言えない気分になる。

(まぁ、その時は一括前払でリスク相当分の減額を提案すると思うが)

 

何かしらの価格から、一定の額が割り引かれるというのは、基本的にはその割引相当額が価格に含まれているわけで、何もないところから、突然割り引かれる事はない。

余程売れ残りで、誰も借りてくれないような物件であれば、原価割れしても貸し出す事が想定されるが、普通家賃というものは、償却期間等から計算してどの程度の価格で貸し出すべきか試算されており、そこに物価や周辺物件の相場等を考慮して調整されるわけで、大抵の場合は割引が見込まれるような物件はおそらく限りなく少なく、それらは今でも不人気物件という事で割り引かれているのだと思う。

 

つまり割引を得られると言うことは、元々その割引を想定されるコストが価格に含まれており、その分高いコストを負担していたわけですから、ロジック上貸主は相対的に損をしない仕組みとなり、一方で借主は絶対的に得をする人と、損をする人が明確に別れる事になる。

 

「それいいじゃん!」と思われがちだろうが、おそらく本当に信用力を元にしたロジックで賃料を設定された時、多くの人は「ふざけるな!」と言うのだろうなと思った。

 

 

 

ただの感想と言いつつ、本人や関係者に対して暴言を吐く

 

羽生九段の妻理恵さん、誹謗中傷に法的措置検討「耐えろと言うのは違う」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

勘違いしている人もいるが、例えば「衰えたな」と自分のアカウントで呟く事はただの個人の感想だが、それをその本人やその家族等関係者に対して言い放つことはただの誹謗中傷に過ぎない。それが理解できない人が多い

ご本人の意図する内容ではないかもしれないが、私は羽生九段に対して「衰えたな」と言い放つ「自称将棋ファン」が非常に嫌いだ。

いや、羽生九段の圧倒的な強さを考えれば、今の戦績はそれと比較すれば当然それほどのものではないという事はあるが、将棋は常に変化し対策が練られ、当然戦型の相性や研究の深化などにより立場は入れ替わるわけで。

 

例えば、個人のブログや個人のTwitterで誰に向けてでもなく、一つの感想として個人が発言する事については私はただの個人の感想だし問題はないと思う。

中には応援の意味も含め、もっと羽生九段ならやれるはずだ、そういった意味合いでそういった言葉を使う人もいるだろうし。

そうであろうが、ただ単純に否定的な意味であったとしても、個人のブログやTwitterでその程度の事を発信する事は許容可能な範囲だと思う。

 

が、その言葉を一度本人であったり、本人の家族や関係者に対して発してしまえば、それは唯の誹謗中傷に過ぎない。

 

仮に発信者自身は「これは事実だ」と言い放ったところで、その言葉が相手を傷つける事に変わりはないし、そんな言葉を至るところで浴びせられる事が、心地よいことなわけもない。

 

例えば、太っている人に対して、事あるごとに「貴方太ってますよね」といったとしよう。仮にそれが事実であって、本人も自分は太っていると自任していたとしても、それを他人から言われる筋合いはない。

当然心地の良い話題ではないだろうし、事実であろうがなかろうが、結局のところあなたがその「太っている」という言葉を発する合理的な理由がない限り、ただの誹謗中傷であって、それ以上でもそれ以下でもない。

 

「衰えたな」

 

この言葉をどのような理由があって、本人や本人の家族や関係者に言い放つ必要があるのか私にはわからないし、それを言い放つ人の常識も理解できない。

 

ただの感想という事を言いながら他人に対してそういった言葉を吐く。

「ただの感想」と言えば何でも許されると思ったら間違いだし、何の免罪符にもならない。

 

自分は悪くない、そんな自分を守るためだけに「ただの感想」という言葉を使いながら、相手に対して誹謗中傷を吐くような人間にはなりたくないものだ。