何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

邦画としては悪くもないが、別によくもない、原作と比較してもまだ結構厳しい。

SnowManつながりで面白いやり取りがあった。

素のやり取りの是非にかかわるつもりはないけど、現実的な結果だけで言えば、邦画としてみればそれほど悪くないが、良いというほどでもないかなと。

10億という数値だと完全に失敗なのだけど、映画は基本着地時点で判断するものなので、そこを考慮して考え、着地予想で恐らく20億円前後が現時点で期待されており、それを前提に考えると、邦画の中でヒットした方としてカウントするのは厳しい。ただ、別に黒歴史という程の悪さでもないので、普通だった、という感じかなと。

 

ビジネスとして成功なのか、失敗なのかはギャラ次第なので何とも言えないけど、まぁ、ざっくり見てファン向けの作品なので、そういった意味ではよかったのではないかと。

 

ただ、上映館数的にみて決して少なくない館数で上映されている割には伸びていないというのは現実で、興行主サイドとしてはもう少し伸びてくれると予想していたのではないかと思うので、ファンの奮起に期待しているのではないかと。

 

アニメの作品でも以前映画があったのですが、それは着地で約6億円ぐらいでした。

これだけみればSnowManおそ松さんの圧勝では?と思われるかもしれないのですが、あちらの作品は上映館数がSnowManのそれと比較して3分の1程度なので、最低でも着地で3倍は稼いでいないと実績としてはアニメと変わらないという事になります。

なので、最低でも着地までに18億円は超えてこないとアニメにすら負けたことになるので、ちょっと悲しいかなと。

 

ただ、アニメの場合、コアなファンが数回、それも場合によっては毎週特典目的で鑑賞したり、オーディオコメンタリーバージョンが追加されたりとバリエーションや動員支援が多いのも事実で、その点の加味すれば、18憶を超えればSnowManとしては何とか面目躍如的なところかなという感じですかね。

 

まぁ、とはいえ、この作品、明らかにSnowManのファン向け作品なので、単純にファンがどの程度行ってくれたかでしかないと考えれば、手元で見た感じ、コンサートの動員数が15万程という数値もあったので、イベントに参加しているファンが6回転程度してくれていると考えれば、ファンとしては結構頑張っているのではないかと。一方でファンクラブ会員数は45万を超える程はおられるという事なので、恐らくそれらが4回転程度してくれれば今の倍以上の動員数になる(館数的には、恐らく元々は400万~600万程度の回転を期待していると思う)ので、ファンクラブ会員が最低1回、コアなファンを自称する人は、是非4回転~6回転程度視聴してくれれば、確実にSnowManは数字が取れるとなり今後にも期待できるとの評価になるのではないかなと。

 

アニメ原作の映画化は「わたしの幸せな結婚」も同じですが、基本原作ファンの支援はない前提で臨む必要があります。

 

俳優のファン側からすれば「ぜひ見てほしい」と思うでしょうが、基本的に原作ファンからすると、見る、見ない以前に映画化が許しがたい冒涜というケースも少なくありません。極論言えば、誰が主演でもほぼ炎上必死なので、基本的にその逆境を主演の俳優のファンが何とかしてくれるはず、という前提で興行主は考えている節はありますから、そういった意味でも、ファンの方は是非複数回、物販も買い占める勢いで興行収入を伸ばして、原作ファンに対しても「ほらね、映画化成功したでしょ?」と心の中でガッツポーズをできる状況にしてもらえればと。

 

いや、本当に映画化のオオゴケって、あらゆる意味で全員に黒歴史になるんですよ。

 

俳優サイドのファンからすれば原作の問題では?となりがちだし、原作ファンからすれば、俳優の問題だったり、監督の問題としがちですし。

その上、完成度が高かったとしても、前述のとおり、そもそも映画化により世界観が壊れたという感想を持つ原作ファンも多く、結局その後人気が萎むという事もあります。

正直、おそ松さんのケースで言えば、おそ松さん自体が複数回の刈り取りを行っている作品で、アニメ系としてはまだやれなくはないけど、もうやりつくした感もあるよねという事で、実写となったわけで、正直悪い言い方をすると最後のひと稼ぎとも言えなくはありません。

ですが「わたしの幸せな結婚」はまさに今伸びている作品で、まだまだお話も導入部分(だと思ってる/だと信じてる…)ですから、ここでケチがついたり、せっかくついたファンが離れると、結構影響が出かねません。

 

私の中でも近年期待している作品の一つに入っているものですから、是非続けていただきたいと思っているわけで、映画についても私自身は見に行かない事は確定していますが、なんとかSnowManのファンの力で成功させていただければと思っています。

 

なので、本当に原作好きとしては、なんでもいいから何とか興行収入を伸ばしていただき、とりあえず悪いイメージを少しでも払拭していただければと思うし、結果的に原作者にちゃんと報酬が入って、報われる、そういった事になってほしいとは思います。

 

この手の話題は本当に興行主がどうやって帳尻合わせるつもりなのかわからないのですが、せめて共倒れにはならない結果になってほしいものです。

 

わたしの幸せな結婚の映画は見ないけど、まぁ、良かったのでは。

「わたしの幸せな結婚」の映画化が発表されましたね。

 

私はコミカライズ中心ですが、電子書籍で最新話を追いつつ、単行本も集める程度には好きで、読んでいる作品です。

 

まぁ、私の中では映画化自体の内容を見ると、あぁ、毎度の如く原作無視の内容で、そもそもキャストも役柄にマッチしていないな、とは思いますので、確実に見ないわけですが、それでも、良かったのではとは思っています。

 

というのも、別な話題でもたまに触れますが、女性向けの作品というのは、やはり少年誌・男性向けと比べても作品や原作者が報われる状況というのは限りなく少なく、そういった意味でも、何でも良いからとりあえずは形として報われるというのは良いのかなと。

 

そもそも、あの夫婦を誰が演じたところで実写で表現するのは無理だと僕は思っているし、だったら誰が演じても「ご自由にどうぞ」という程度の関心しかないので、であれば、とりあえずジャニーズファンがお金を先生に落としてくれるのであればそれでいいかなと。

 

逆に、もう少し再現できそうなものであれば、配役は云々とか言えるのだけど「わたしの幸せな結婚」に関して言えば、なんだろうな、あのなんとも言えないキャラというものを普通の人というか、現実で再現する事自体が無理だし、おそらく、映画の制作でもそれが無理だから原作無視して主役を変えてきているのだろうなと。

 

というか、配役を見るに、単純に俳優のファン向けだろうなというのは判りやすいので、そはそれで割り切って、先生へのお布施をして頂くという事で良いのだと思う。

 

結果として、とんでもなく素晴らしい作品になったならそれでいいし、それが黒歴史として新しい歴史を刻んだとしても、ハガレンもそうですが、原作者がそれでよいと思われているなら、個人的には全然問題ありません。

 

兎に角、引き続き良い作品を、小説、コミカライズともに送り出していただければ、私的には全く問題ありません。

 

ただ、妻もこの作品のファンですから、朝から妻の不満への対応がちょっと続くだろうな、という点はアレですが。

恐らく女性向け18禁コーナーは実店舗では機能しないかと

星崎レオ on Twitter: "@ecoyuri @konotarogomame 今月、私のコミックスが都の不健全図書に指定されました。 私はかつてから不健全図書についての知識はあり、器具の使用や人格否定などの表現にも十分注意し、編集さんとの調整の末発行したものになります。"

いや、そういった未来が来るよと何度も警笛は鳴らしてきたけども、いつも表現の自由戦士が云々とか、常識を欠いた人間だけが反対するとか、結局は規制をする事を受け入れる社会になってしまったわけで。今更もう遅い

 

私はゾーニングは必要であると思う一方で、過度にゾーニングを進めるという事は、最終的には全ての人がそれぞれ不快と思うものを排除しあう世の中になる、いわゆる監視・管理社会になってしまうわけで、あくまでも最小限、特に運用面で回避されているのであれば、過度に干渉すべきではないというスタンスです。

 

で、実際問題、昔から女性向けの18禁書籍というのは扱いが難しく、私の妻も腐女子なので、一緒に探したりする時に女性向け書籍コーナーを見て思いましたが、一般書籍とBL本、BL本以外でも明らかに性的なイメージの強いもの、そしてR15というか、いわゆる少年・少女系では積極的に取り扱えない程度のもの、そういったものが、一応売り場上では混在しないようにされているものの、男性向けとは違い、分けることなく同じ売り場に陳列されているという状況は理解していました。

 

逆に、あれって、あの状況だからこそ裾野が広がった分野ではないかとも思う。

 

というか、男性だって誰もが18禁コーナーに入り浸れるわけでもないし、気にしない人もいれば、やはり入る事も、滞在する事も、何かしらの負担を感じる人もいるわけで。

 

で、現時点で女性向けのそういったコーナーがないわけではないけど、そのような存在を理解している女性も少ないし、どこにあるのかもしれない人の方が多いと思う。それ以前に明らかに女性がそういったコーナーに足を向ける事には抵抗があるとは思う。

実際、私の妻も、売り場での扱いが縮小した時期から実店舗にはいかなくなった上、雑誌も買わなくなった。

今では一部のものを電子書籍で買っているようだが、むしろ一般書籍の方を読むようになり、明らかに昔よりもその手の書籍を買わなくなった。

 

もっとも我が家では、私も女性向け漫画を一部読んでいるので、夫婦の間で「あれ読んでる?」的な話題が増え(私はBLを読まないので、一般誌が増えた事で共通のものが増えた)、夫婦間のコミュニケーションが増えたことは良いことではあるが。

 

まぁそれはさておき。

結局、単純に触れる機会が減る事で、そういった情報が周りからの発信も減り、結果として余程気に入った先生の新刊でもない限り情報も追わないし、買ったりすることもなくなっているわけで、恐らくはそういった人は多いのだと感じる。

 

で、当然そんなことなわけで、少なくとも実店舗で女性向けの18禁コーナーを作ったところで、それ程の売上が見込めるわけでもないので、店側としても積極的に取り扱う事はないだろうし、仮に作るとしても、動線やプライバシーの配慮の仕方も含め、小さい店舗では現実的に難しいので、結局は本当に限られた店舗でしか対応できないだろうなと。

 

で、電子書籍で売ればよいではないかというが、電子書籍で売るにも、少年誌と比較して市場がそれ程大きいわけでもないので、現実的にはかなり難しいかと。

つまり、出版社側がわざわざそこに担当をつけたりして支援していくかというと、単行本化できない電子書籍専用となる時点で、恐らく無料漫画アプリの連載デビューの延長線上でしか対応しないので、プロとして続けることができるかと言えばかなり難しい気もする。

 

正直な話、電子書籍が伸びているのは、無名の作品が売れているわけではなく、有名な作品を読む方法として電子書籍という方法をとる人が増えたわけで、無名な人にチャンスがいくらでもあるわけでもない。

 

その上、前述のとおり、女性向けというのは、明らかに男性向けよりも市場が小さいので、男性向け以上にハードルは高い。

 

私個人は、少なくとも女性同士の中で折り合いがついているのであれば、別にBL本をそういった扱いにする事はなかったのではないかと思っているし、思っていた。

男性向けのそれを女性が見てしまうという話と、女性向けのそれを女性が見るという事の違いはあるわけで、今まで折り合いがついていたのであれば、そもそも売り場の規模も全く違う女性向け書籍の状況をこれ以上悪化させる必要もないのでは、と。

 

というか、結構この話は今後も影響すると思っており、正直BL本がダメだったら、ananとかの表紙も規制の対象になる日は来るだろうし、女性向け雑誌や週刊誌の特集なんて、現実問題、BL本と同じか、モノによってはそれ以上に生々しいものもあるわけで。

 

で、当然ですが、あれがダメならこれもダメでしょ、となるわけで、この手のものは規制が規制を呼び、どんどん状況は悪化する。

 

だから僕は、運用面で折り合いがつくなら、できるだけ規制という手段で管理するべきではないし、特に市場が小さいものや、影響を受けやすいものに対してはもう少しちゃんとした対応が必要だったと思う。

 

男性向けというのは、やはり、いままで社会が男性中心で回っていただけあって、規制が入ってもまだ対応のすべは多い。

単純にそれぞれある程度の市場規模があるし、需要がある。

極論言えば、例えばエロ一つとっても、今きれいごとだけを並べている人が、神や仏のように、一切の煩悩を切り離し、一切のその手のものと接していないかと言えば、当然そんな事はない。

少なくとも人生の中で、何かしら接点はあるし、表に出さないだけで、日々かかわっている人も多いわけで、それが結果として、仮に何かしらの規制や影響を受けたとしても、それを商売として残すすべを探す原動力にもなるし、結果としてそれが消費者にも伝わるわけで、形や手段は変われど、何かしらの形で残す事ができる。

男性向けというのはそういった意味では、歴史というか、規模というか、そういったもので守りやすくあり、だからこそ、まだ、一定の規制が入ったとしても何とか残す事ができる。

 

が、当然、規制を導入するという事は、男性だけに行うという都合のよい事はできない。それこそ差別にあたるので、純粋に同一の尺度で規制対象は判断されるわけで、結果として男性向けに対して何かしらの規制や批評を行うという事は、同じだけ、女性向けの市場や文化にも影響を及ぼすわけで。

 

この事は、今回に限らず何度も言い尽くされてきたけど、規制すべきという人からすれば「共に滅びろ」と考えているのだろうが、正直、将来の結果だけを見れば「規模の小さい女性向けの文化だけが滅びる」という結末しかないわけで。

 

確かに、同人誌として出版したり、今後も細々とやっていくことはできるが、恐らくは数年も経てばその手のプロの漫画家という職業は絶滅するのではないかと。

男性向けでもそれ一本でやれる人は少なく、なんとか雑誌への短編の掲載や、いくつかの仕事を兼任して生き残っている人が多いわけで、それが女性向けとなると、そういった市場すらほとんどないわけだから、作品が減れば市場が萎む、市場が萎めば支援が減る、市場や支援が減れば出版数が減る、なのでさらに市場が萎むの繰り返しで、まぁ、数年のうちにプロとしての生活できる漫画家はいなくなるのではないかなと思う。

 

この事で理解してほしいのは、男性の文化だけを締め付ける都合のよい法律や条例は作れないという事。何かを規制するときは、男性向けも女性向けもなく、単純に規制するのか、しないのか、それしか議論の余地はないという事を忘れないでほしい。

 

今後もいろいろな事や表現、流通が規制されると思うが、その都度、本当に規制しないといけないのか、その規制の先に、どのような影響があるのか、そういった事も考えて賛同すべきか、そうでないのか、そういった事を考えてほしいと思う。

 

もうこの話は前に進めてしまったことで、今更なかったことにはならないが、今が一番厳しい時期というわけでもない。

当然、今後もさらに様々な規制を求め、それこそ「不快なものが目に入る事も許さない」という極端な意見もでてきているわけで、そうなれば、最早電子書籍やネットという環境も実店舗同様に、それらと同じ結果を招くという事も併せて理解しておいてほしいと思う。

 

なんというか、規制を積極的に進めた人達は、この先にまだまだいろいろなものが消えていくという事にどの程度真剣に向き合っているのかと思うと、残念でならない。

 

 

ターゲティング広告だから閲覧者側の行動の問題という嘘

昔から気になっていた事の一つなんですが、確かにターゲティング広告を利用している場合、ある程度閲覧者の行動(サイトの閲覧傾向や検索内容等)によって媒体に表示される広告が制御されるわけですが、この時多くの場合「それはお前の見ているものの影響だ」という意見がでます。

 

私もそういった発言を比較的するのですが、では本当に媒体側に非がないかというと、それは確実に嘘です。

 

で、その事について、おそらくネットに詳しい人は皆知っている程度の情報で、別に一部の人が知っているわけでもありません。

 

そもそも現代の広告配信プラットフォームは管理者側の設定方法について言えば、概ね似たような作りになっており、設定すべき項目も、多少の差はあれど似たようなものです。

 

で、通常広告枠に対する設定でどういった広告は載せるのか、逆に載せないのかという設定ができます。

実際には、このどういった広告をのせないのかの制御は難しいのですが、一方で、実は多くの場合、どのサイトの広告は拒否するのか、という設定も可能です。

その為、有名どころのエロ広告を載せるサイトは拒否するなどと言うのは、実は簡単で、初めて広告配信をした、初めて運用をした、という程度であれば知識や経験がないのでわからないというのは判りますが、少なくとも普通に運用を経験した、運用をしているサイトであれば、ある程度のリストの管理をするなどして意図的に非表示とする広告配信者というのを制御する運用をしています。

 

ですから、実際のところHuffPost/ハフポスト(日本語版)にエロ広告が掲載されるというのは、短期的には設定漏れや設定ミスというのが想定されますが、実際には「そういった管理に興味がなく、何も管理する気はない」というのが実情でしょう。

 

なお、この手の運用で失敗する事例として、パートナーネットワーク経由の配信の管理漏れというのがあります。

多くの場合、どの配信プラットフォームでもパートナーネットワーク経由の広告を表示するか、しないか、という設定があります。

 

で、このパートナーネットワーク経由の広告がくせ者で、直接利用しているプラットフォームで禁止されているようなものや、または、表示しないとしているカテゴリであっても、相互に条件が合致していない事が多く、制約をすり抜けて反した広告が表示されることが少なくありません。

 

では、このパートナーネットワーク経由の広告は制御できないので媒体側に責任がないかと言えば、当然、そんな事はありません。

通常はパートナーネットワーク経由の広告を受け入れるかどうかは設定で制御できますから、怪しい広告が出ていると認識した場合は、ネットワーク事に設定を解除し、そのネットワークから広告を受け入れないという設定が可能です。

 

ただ、パートナー経由のネットワークを受け入れないとする場合、配信される広告数が減ったり、広告枠で得られる報酬が減少したりしますから、少なくとも「営利優先でガバナンスよりも収益率」と考える法人の場合は、設定を認識していても解除する事はありません。

 

まぁ、設定を駆使しても完全に管理する事はできない(どうしても次々新しい広告は流れてくるので、仮に正しく管理していても、そういったものが出てしまう事は完全には排除できない/が、所謂皆様がよく見るエロ電子本の媒体などを排除するなどというのは、別にできなくはない/配信元を変更されない限りは)ですが、それでも、でている広告を見ると「あぁ、この媒体主は何も管理していないか、利益優先なんだろうな」というのは、広告枠の管理をした事のある人間であればわかるものですから。

 

結局のところHuffPost/ハフポスト(日本語版)にエロ系の広告がでているのは、HuffPost/ハフポスト(日本語版)がエロ系の広告に対して管理する気がなく、そういったものに対して何かしら信念があるわけでもないというだけの事であって、それ以上でも以下でもありません。

 

なお、私個人は、広告とはそんなものよねとある程度理解していますから、自分の嫌いな広告がでても、嫌悪感は抱きますがその程度のもので、別に媒体主の責任を問おうとか、糾弾したいとは思いません。

 

そもそも嫌悪感を抱くかどうかなんて人によるものですし、私個人の感情と他人の抱く感情が一緒というわけでもありません。

私が嫌悪感を抱くものは全て排除すべきと宣言すると、同様に、他人が嫌悪感を抱くものも全て排除を受け入れる必要があり、つまり最後は何も残らない程度の焼け野原になる事を覚悟する必要がありますから。

 

私はそんなものは望みません。

 

が、HuffPost/ハフポスト(日本語版)さんは、他社媒体に対して、それこそそういった責任を問うわけですから、当然ですが、自社媒体にそういったものが表示されている、表示されるような設定で放置しているという責任は負うのだと思います。

 

なかなか興味深いのは、ネットに詳しい人達が、今までほとんどこの話しに触れていないのは気になっていたのですよね。

 

まぁ、どうでも良いですけど、他社を責める程度の高い何かを持っていらっしゃるのであれば、自社媒体の管理程度はもう少し中小企業で広告枠の運用をしたことがある人間から指摘されない程度には真面目にやったらどうかと思いますけどね。

 

<追記2>

 

ブックマークコメントをいつも先頭に配置していますが、なぜかとんでもない空白が挿入されるという不具合があるのでコメントを末尾に移動しました。

これ、どっちの問題なんだろうか。

雰囲気的にはてな側のスタイル設定の影響っぽいのだけど。

なにか設定変えた感じ?

 

 

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

PR系は選別して載せているので、実際には閲覧者に関係なく、媒体側が選んだものなので言い訳はできないかと。一方で枠であっても選別は実際にはできるので、実は媒体側がやってないだけというのが実際のところですよ

2022/04/18 00:24

 

 

<追記1>

 

と、適当に記事を書いてから、その手のツッコミがないのかとブコメを覗いたらちゃんと指摘している人もいますね。

 

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

うちの場合だけど、成人向け広告の表示をブロックしたら収益が50%減になった。ハフポスさんもさすがにやれんよね。

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

ターゲティング広告でも業者によって、アダルト、電書、コンプレックス商材は配信できなくすることができるのだから、そう設定すればいいのに。

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

ハフポストのレコメンド広告、ネット広告健全化に向けた声明に賛同し不健全広告対策したpopInやログリーではなく、広告審査が緩く広告収益が上がりやすいアウトブレインを使ってる時点で倫理観低いメディアだな。

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

パヨクメディアに教えてあげよう。サイト側で掲載広告をコントロールできるんやで → サイトでの広告の許可とブロックに関する AdSense ガイド <a href="https://support.google.com/adsense/answer/180609?hl=ja" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://support.google.com/adsense/answer/180609?hl=ja つか、ブーメラン芸飽きたんよ。

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

Googleのせいにしているが、ちゃんと広告を選ぶことはできる。都度連絡して対応して貰うことは出来る(ラグはあるけど)。やらない方がどうかしている。

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

えーと、Googleが悪い論も出てるけどこういう広告は貼る側が広告審査して弾くことも可能なんですが?<a href="https://support.google.com/adsense/answer/82503" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://support.google.com/adsense/answer/82503

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

確かに、ハフポストは広告枠を純広告かPMPによる予約枠にして、クリエイティブを事前審査すべきだろうね、日経にイチャモンつけるのであれば / yoshiopc 仕組みが分かってない素人はお前だ。特定の広告主をブロック可能

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

掲載される広告はカテゴリやURLで取捨選択できるのでハフポストはこのような広告で利益を得ることを許容しているのでは。ドメインを変えたりしてすり抜けてくる悪質な広告はあるにせよ、今は利益優先で全部許可では

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

自分のサイトで表示される広告の精査も出来ていないと思われるのに、他社の広告採用を批判するって一体どういう態度なんだろう。いや、実は精査した結果「適切な広告ばかりなのでヨシ!」だったのかも知れないけど。

 

いや、違うと思うけど・・・

月600円で容量無制限のクラウドバックアップが可能な「Dropbox Backup」がローンチ/バージョン履歴管理や別デバイスへのリストアも可能

ちゃんと読むべし。&quot;クラウドストレージとして利用できる容量は2GB&quot; なので、バックアップの差分がいくらかさんでも追加課金はしないが、バックアップできる容量は実質 2GB まで、って意味だと思うぞ?

『月600円で容量無制限のクラウドバックアップが可能な「Dropbox Backup」がローンチ/バージョン履歴管理や別デバイスへのリストアも可能』へのコメント

いや、違うでしょ。同プランを利用した場合、バックアップは容量無制限で、付帯してストレージとして利用できるサービスでは2GBという意味だと思うけど。というか、そう書いてあるしそうでないと意味がないかと思うが

 

いや、違うと思うけど。

そもそも本文(他記事含め)でも、バックアップ時の容量制限はなく、”クラウドストレージとしての利用「も」可能で、その場合は2GBの上限”という説明があるので、いわゆるBASIC(無料)プランと同じように、バックアップ利用の場合であっても、いつも通りの2GBの無料提供分のクラウドストレージも利用できるからね、ってことだと思うけど。

 

というか、仮に2GBしかバックアップできず、一応履歴部分が無制限の対象だからね、だと、実質無料サービスとほぼ同等のサービスで、多少履歴管理部分に容量が追加された(履歴管理なので、差分しか対象にならないだとすれば、実際には無制限では使えない)のであれば、ほぼ無意味なサービスになるので、流石にそれはないかと。

 

今他社のサービスでもバックアップ専用プランではもう少し真っ当なサービスが出回っているので、今さら老舗のDropboxクラウドストレージ初期のようなラインナップを投入するとは思えないし。

 

なので、普通にバックアップ領域(予め指定したパスのみ)は容量無制限でバックアップされ、それに加えて、無料プラン同様に通常のクラウドストレージサービスも2GB分は利用できますよ、ってことだと思うが。

 

まぁ、公式にヘルプも徐々に整備されてきているので、だれかレポートを出すと思うから、ソレ待ちかな。

「iPhone下さい」程度でキレるのであればおそらく接客に向いていないだけでは?

携帯屋店員の裏話 on Twitter: "客「iPhone下さい」 どれやねん。お前はスシロー行って「お寿司下さい」って言うんか。"

意味がわからん。「スマホ下さい」なら判るが「iPhone下さい」なら既に選択は始まっている。電気屋で「テレビ欲しい」程度の会話の切っ掛けで、その程度でキレるのであれば、おそらく接客にむいてないから転職を勧める

意味がまったくわからないというか、何が面白いのかもわからない。

 

コメントにも書いたが、そもそも「スマホ下さい」なら、ここではほぼスマホしか売らないのだが・・・という憤りがあるという意味も多少はわかるが、どの売り場でもその程度の会話の切っ掛け/導入というものはあり、キレる程のものでもない。

 

中には「今日は天気いいですよね」から始める人もいるだろうが、その時は何といってキレるのだろうか。

「ここはスマホを買うところだ!天気の話しは別でやれ!」とでもいうのだろうか。

 

単純にこの人が接客業に向いていないだけの話しだと思う。

 

そもそも、携帯ショップで「iPhone下さい」は既に選択が開始されている。

少なくとも「Androidではないですよ」という意思表示をしているわけで、キャリアによって既に機種で言えば3つ程度に絞られているわけで、話しの導入としては十分だ。

普通は「iPhoneも幾つかありますが、どのような使い方しますか?」という返しになるだろうし、場合によってはAndroidを勧める事もあるだろうし。

 

そもそも携帯ショップなんてその為の存在であって、そのやり取り自体が報酬を得る為の仕事だと思うのだが、なぜその行為そのもので憤るのか意味がわからない。

 

あれか、駅員に「○○行きの電車に乗りたいのですが」と質問したら「壁に貼ってあるでしょ?貴方それが見えないの?」とリアクションするのが正しいと?

 

見方が判らない人もいれば、見ても理解できない人もいるし、見た上で質問があるかもしれないし、その他にもいろいろ理由はあるかもしれない。

いや、どんな理由であれ、とりあえず駅員という立場上、駅や電車に関する質問があったときにそれに対応するのは「一応」仕事で、それで給料は貰っているわけだから、悪質な行動や言動を除けば、そこは対応してあげましょうよ、そこに嫌悪感もつなら、他の仕事を選んだ方が精神衛生上もいいですよ、としか言えないわけで。

 

少なくとも携帯ショップで「iPhone下さい」という話し出しにこのような気持ちを抱くのであれば、あまり対人コミュニケーションには向いていないので、他の仕事に転職するか、バックヤードの仕事に専念できる仕事に配置換えしてもらうなどした方がいい。

 

あとさ、こういったネタを面白いとおもって最近メディアがかき集めているけど、本当に面白いと思っているのであれば、もうメディアとしては終わってる。

 

本当にそれは相手の行動の結果に対して貴方の行動が正しいの?という視点は大事だし、別に正しい、正しくないという話しは別としても、もうすこし冷静に状況を整理して、本当にこの発信されている状況や情報は、客観的な情報なのかと判断する必要や責任がメディアにはある。

 

面白そうだから出しとけ、と言う程度のものは、ブロガーやその辺の自称インフルエンサーがやる事であって、真っ当なメディアがやる事ではない。

 

発信している人にも理解はできないし、それを拡散するメディアにもさっぱり理解ができない。

 

 

 

 

憲法9条の議論とロシアの侵略を並列で語る事の無意味さ

中道ウハ@ゆっくり政治チャンネル on Twitter: "普通の人はウクライナ侵攻を見て、 「日本がウクライナの側になったらヤバいな、改憲も含めた安全保障体制強化をしよう」ってなるんですけど、 憲法9条を守ろうと主張する人たちって、 「日本がロシア側になったらヤバいよ、護憲しよう」って言っているわけです。これがズレてるんです。"

まぁ、普通の定義はしらないけど、多くの人は日本がロシアの立ち位置になる事はさっぱり理解できないだろうし、一方で日本がウクライナの立ち位置になる可能性はイメージできなくとも危機感は覚えていると思うのだが

 

普通の人が誰を指すのか判らないが、恐らくはコメントに書いたように、少なくとも日本人に限らず、どこの国の人もそうだと思うが、他国を自国が侵略する可能性よりも自国が他国から侵略される可能性の方をイメージするかと。

 

で、この両者にはそもそも決定的な違いがある。

まず前者の自国が他国を侵略するという行為は、実際にはコントローラブル/制御可能な事象であって、少なくとも日本に限らず、主権が国民に寄っている国であれば、一足飛びに侵略を開始するような事にはならない。

特に日本は大統領制ですらないので、自国防衛すら国会での審議がそれなりに必要であって、侵略どころか海外派兵でいえば、他国の支援ですら国会が大抵の場合は関与が必要。

 

一方で後者の他国から自国が侵略されるという行為は、アンコントローラブル/制御不能な事象であって、前者の話しとはそもそも比較する意味すらない。

 

で、憲法9条の議論をこの両者を前提に展開する事は、本質的には意味がない。

なぜなら、前述のとおり、そもそも両者は別な事象であって、起点も違えば、管理すべき対象も異なる。

 

なので、双方が9条について議論したいのであれば、それぞれが逆の問題について解決案が必要となる。

 

9条を維持するという意見であれば、では、他国からの侵略に対して、具体的にどのような対策が講じる事ができるのか。少なくとも今回のロシアの侵略行為の状況を見る限り、周辺国からの支援は限定的であり、また、同盟国においても、状況次第ではあるが、全面的な支援という事にはならない(結局のところ、第三次世界大戦や核戦争の回避を名目とするのであれば、対象が同盟国であろうがそうでなかろうが、結局はおいそれと参戦する事はできない事実に変わりはないので)わけで、その上で、自国の防衛を、不安を覚える人に対してどのようなプランを示すのかが必要になる。それが示せない限りは、少なくとも「9条を維持する事には大きな意味がある」という意見は非常にむなしく「貴方に尊い犠牲を強いても守る必要がある」といっているようなもので、流石にそれは、一般的に受け入れられない概念かと思う。

 

逆に9条を見直すべきだという意見であれば、では、日本自身の侵略行為についてどのように食い止めるのかというアイデアが必要となる。

が、これはなかなか難しい。

というか、そもそも別に9条がなくとも今の日本ではシステム的には直接的に侵略行為を行う前提はないし、仕組み的にも行う術はない。

が、結局「自民党は信用ならない」という所謂反自民的な意見が多く、システムで整備されていても「守らない」という反論をされ、そこに感情が絡むともはや議論の余地はない。

 

まぁ、実際自民党のこれまでのやり方を見ている限り、システムを悪用するよね、という意見は判るが、その次元が、人命というか、そこにある危機を見ても高い理想を優先すべきと言われると、私も、いや、僕は理想よりも現実的に自分の命や家族の命、もっと言えば、そんなレベルではなくて、もっと単純に、他国から侵略される恐れ、そういった事に不安を覚えなければならない状況をどうにかできないものか、という単純な意見を持つ。

 

個人的には9条を維持すべきかどうかでいえば、時代にあった形に変化させる必要はあると思う。

特にこのロシアの侵略行為の状況を見て、台湾有事もかなり現実的な話しとも言える上、例えば北朝鮮のミサイル発射事故が起きるケース、その他ロシアが日本と明示的に敵対している発言を繰り返している状況であったり、また、アメリカとロシアの対立が激化した場合、ロシアは手っ取り早くダメージを与えるとすれば、日本を狙うのが一番単純にやりやすい(アメリカ本土を狙えば完全な大戦になるが、日本であれば間接的なダメージに止まり、少なくともアメリカがいきなりロシアに対抗して侵攻する事はない、せいぜい日本国内に侵攻したロシア軍に対して対応してくれる程度)わけで、そういった危機について、何かしら政府は具体的なプランを練るべきだと思うし、発表も必要だと私は思う。

 

少なくとも日本の近海、というか海峡をロシア軍艦が難度も航行しており、他にも領空侵犯なんてものはウクライナへのロシアの侵略行為が始まる前から行われている事であって、そもそも他国の軍隊が平然と日本の領空に対して予告なく侵入するというのは、控えめに言って普通の事ではないし、となりの国からミサイルが撃ち込まれるなんてのは中東でもそこまで頻繁に行われているわけでもない。

 

実は日本はそれなりにリスクのある状況であって「志が高ければなんとかなる」という程甘くはない。

 

そもそも、システムの不備、つまり自民党を信用ならないのでシステム的な整備では不十分だ、という意見を正とすると、どんな仕組みを作っても無意味で、それこそ9条自体が存在する意味がない。

 

なぜなら、別に時の政府が憲法を守る保証自体がなくなるわけであって、そんな状況を前提とするのであれば、もはや議論は成立しない。

 

なので、9条を維持するにしても、改めるにしても、もう少しどちらも真っ当な議論をしないと、あまりにもアホな言い争いでしなかう、その他大勢の「普通の人」からすると、どちらも誇大妄想に取り付かれた陰謀論者、としか認識されていないわけでして。

 

まぁ、この近代においてここまで明確な侵略行為をする国が現れる、それも台湾有事以外の事象が起きるなどというのは正直ほぼ全ての人が想像していなかっただろうし、それだけ今までの前提は絵空事だったという事は理解する必要があると思う。