何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

別に、男性が、女性がという話ではないが

「借金するのも努力のうち」「月収20万のうち18万を投げ銭に使う」際限なく推しに投げ銭を送りまくる『投げ銭にハマった人』 #ねほりんぱほりん

"オタクはホストに入れ込む女を馬鹿にするけど、やってる事変わらないよな"という意見があるが、実態としては投げ銭は圧倒的に男性ライバーの方が桁違いに稼いでおり、現状女性の依存者の方が圧倒的に多いのが現実。

2023/10/15 15:30

この件で…

「借金するのも努力のうち」「月収20万のうち18万を投げ銭に使う」際限なく推しに投げ銭を送りまくる『投げ銭にハマった人』 #ねほりんぱほりん

オタクはホストに入れ込む女を馬鹿にするけど、やってる事変わらないよな…。ジャニオタも結局オタクだし、同一線上にある依存症文化と搾取は、ロスジェネの将来の見えなさも関係すんだろうが、現代日本の病理だよな

2023/10/15 08:47

というコメントを読んだ。

 

うーん。

個人的にはこの問題は、男性が、女性が、という話ではないと思っているのでそもそもそういった軸で意見を展開すること自体が僕は思考として終わっとる(いわゆる分断思考的なアレ)と思うのですが、それは別としても、そもそも間違ってる。

 

私の例示もぶっちゃけなんの意味もない話で、この話題の本質としては無意味ではあります。

 

なお、実態としては男女ともに依存者が多いのですが、より現実を見てみると、女性リスナーの依存の方が結構深刻で、それは投げ銭のデータや物販のデータを見ても明らかです。

ぶっちゃけ、ある点の時点の売り上げでは過去にも女性配信者が話題にはなりましたが、継続的に圧倒的な金額を稼ぎ出しているのは、ぶっちゃけ男性配信者で、その受取額はけた違いに多いのが実態です。

 

これは実際の配信を見てもわかるのですが、女性配信者の配信では赤スパなんてのはイベントの時や、リスナー自身が何かおめでたい事があった時にしか飛ばないのが普通で、赤スパ事態がぶっちゃけ頻繁に飛び交うものでもありません。

 

一方で、男性配信者、それもトップランクの男性配信者の場合は、毎日とは言いませんが、ただただ普通の配信ですら突然赤スパが飛んでくる程度には異常で、もはや「配信してくれてありがとう」程度の空気感で赤スパを投げる人もいるのではという具合です。

 

そりゃ、けた違いに稼ぐわ…というのが普通に実感できます。

 

最近はストリーマサーバーが話題になっていたので、長時間配信も増えていた事からそこまで持続的に飛び交っていたわけではありませんが、おそらくそれは通常の配信より長い尺であるためで、配信回数あたりの投げ銭でいえばおそらく変わってないのだろうなと。

 

そもそも冒頭に述べたようにこの手の話で「男性は」「女性は」であったり、「オタクは」のような話にもっていくこと自体がいわゆる分断思考であって、その自覚は持つべきかと。

 

単純にこの話は依存症や依存社会という現代の闇であって、それは宗教だったり、アイドル含む推し活だったりの問題であって、それ以上でもそれ以下でもありません。

 

多い、少ない、といった傾向の違いはあれど、そういった話ではなく、そもそもそういった依存者が増えているという事が問題であり、さらに言えば、それをポジティブな言葉であいまいにしているという現実が深刻な問題なのです。

より単純に言えば、宗教にドハマりして金を使ったといえば、多くの人は、それはよい事ではないと言うでしょうが、それを推し活で今月が苦しい、といった表現になった瞬間に、そりゃ大変だね、程度の問題にしてしまうというのが現代の闇なのです。

 

そういった論点がズレた議論は本題の解決になにも寄与しないので、注意すべきかと思いますが。

また、自分がそういった、無意識的にも分断思考を持っている、またはそういった二者択一的な思考を軸に考えているという事を理解すべきではないかと思います。

 

それが良いことだと考えているならば、もう、あなたはそういった人間なんだろうと自覚しているの、何もいいませんが、そうでないなら、そうな人間ではないと思うのであれば、もっと本質的な部分、そういった話ではないよね、という所に焦点を当てるべきだと思います。

 

全銀ネットとは呼ばない?

このような投稿を見た。

まぁ、いわんとする事はわかる。

が、それ本当に?

 

当方、ここ数年、特に即時振込(モアタイムシステム)稼働前あたりから、いくつかプロジェクトで銀行との接続だったり即時振込/即時決済系のAPIを利用したプロトタイプシステムの開発をしており、その時に複数行との資料のやり取りがありましたので、その時の資料も引きずり出して見た。

 

いや、普通に『全銀ネット』って書いてるけどね。

銀行側からの提示資料に。

全部ではないし、なんなら若干定義/指定が間違っている資料もあるので、あれだけど…。

 

正式名称云々についてはそうであるとして、エアプだからそう呼んでいるわけではなく、実務的に通称としてそういった呼称が、少なくとも一部界隈で使われている(実際今回のリリースでも一部の銀行ではそう呼称しているところもある)というだけの事で、その界隈で実務にかかわった人はそう呼んでいるというだけの事かと。

 

まぁ、あのあたり呼称や定義がいろいろ複雑であれではあるけど、全銀エアプ云々は流石に言いすぎ。

というか、むしろ銀行決済業務/接続業務の実務は未経験では?と逆に疑いたくなるが。

 

当然人により経験する領域や量や質は異なるので、皆が同じ情報を持っているわけではないけども、だからこそ、それおま環では?というのを自分にも問い直すべきではと。

ショッピングリンクのあるサイトはWindowsでは死ぬほど見辛い

最近MacBookを操作する事が多かったのでWindowsをSteam以外の目的で触っておらず、今日になって気づいたのだが、GoogleAdsenceのショッピングリンクが設定されているサイトをWindowsで見ると死ぬほど見辛い。

 

気づいたきっかけはWindows端末でGigaZineを見た時。

 

異常に単語にリンクが張られている上、そのリンクの影響で単語の前後に無駄なスペースがあり、兎に角読みづらい。

虫眼鏡アイコンも単語の前に表示されるため、目で追うだけでイライラする程度には見辛く、途中で読むのを辞めた。

 

ショッピングリンク機能自体は以前からあったと思うが、最近になってGigaZineが導入したのかどうかはわからない。

如何せん、仕事の関係でここ数年は主にmacOS側を使っていたので、プライベートな時で、且つ、MacBookを操作しない時以外はデスク上のメインの位置とメインモニタにはmacOSが表示されており、Steamのゲームを操作する時以外、Windows機はサブモニタの何れかに表示させ、SpotifyYouTubeだったり、DAZNや将棋配信等の視聴にしか使っていなかったので、全く気づいていなかった。

 

ただ、一度気づくと死ぬほどイライラする表示で、とりあえずWindowsでのGigaZineの視聴を二度とする事はないだろうし、なんなら今回の体験でGigaZine自体の視聴を取り止めるか、と思う程度には最悪な体験だった。

おそらく同様の現象はGigaZine以外でもおきているのだろうし、私が気づいたのが偶々GigaZineが最初であっただけで、それ以上でもそれ以下でもないのだが、何れにせよ気づいてしまうともうなんとも形容しがたい程度にウザい。

 

この死ぬほどウザい表示が私の環境固有の問題(所謂、おま環)なのであればいいが、もしこれが担当者の意図した表示なのであれば、ちょっと担当者は自分のセンスを一度客観的に再評価した方が良い程度にはなかなか厳しいのではと思う。

 

もっとも視聴者が多少離れたとしても、得られるインセンティブと失うものの価値が見合っているならよいが、そもそもGigaZineはここ数年で広告の表示方法の変更含め幾つも視聴者側のストレスを上げる変更をしているわけで、さらにこのような変更をすると、一昔前のアフィリエイトサイト程度の価値しか感じなくなるのだが。

 

特に、最近では独自の記事も減り、せいぜいPRの体験記事以外では、ほぼ全てが翻訳・転載系の記事ばかりになっており、もしかすると会員向けコンテンツのみに力をいれているのか?という程度には質も下がっていると思う。

 

個人的には転載記事は他でも読めるので、本質的な価値は、独自の記事がある状況下でその他の記事も合わせて読める事に価値があるわけで、他も翻訳転載をする記事を同じように載せるだけであれば、読みづらい現状のGigaZineをあえて選んで読む必要はないと私は思うが。

 

何れにせよ、久々に強烈な嫌悪感を抱くアップデートを見た/体験した。

 

個人的にはサイト維持のための努力は否定しないし、そもそも無料公開の記事を維持するための施策については肯定的でいる立場だが、サイトの価値自体を減らした上での取り組みとなると、私でも肯定的に受け止めることは流石にできない。

 

私は今後はもう見ないかもしれないが、正直、もう一度原典に立ち戻ってサイトの在り方や視聴者との向き合い方を考えた方がいいのではないかと私は思いますが。

そもそも需要が低いだけ

ほんと日本の男って家電開発のセンスがないわ

ちゃんと主婦にもヒアリングしてる。アンケートサイトでも定期的に案件として回ってるわけで、結局現役世代の一部を除くと従来型がまだ主流。で、それは消費者の問題で、2局化しているだけで男性云々無関係なのよ。

しらんがな。

本気で男性の開発者が身勝手に作っていると思ってるのであればあまりにも社会常識や経験がなさ過ぎるし、そもそも市場を見れば、都市部やマンション住まいの子育て世帯ばかりではないことも明らか。

 

例えば、冷凍庫の大きな冷蔵庫は確かに望まれているが、実は一定規模程度ではそもそも対応できず、アンケートを採っても普通に2台持ちを選ぶという結果もある。

この結果には「2台持ちを選びたい(条件が満たされれば/スペース等の問題含む)」という話しも含まれる

例えば、300L前後の片空きドアタイプの冷蔵庫を考えても、この冷凍領域を多少増やした程度ではそもそも1台で全てを賄う事はできない。

これは購入予定者へのアンケートや実際に利用しているユーザーの中で冷蔵庫の利活用に関するアンケートを採ったりするとわかるもので、私も一時期家電の通販サイトと保証事業の組合せの立上げを企画した際にいろいろと情報をとったのだが、帯に短し襷に長しという塩梅で、結局中途半端なものは売れないという結論に到った。

なので、使う人からするとそもそも大型冷蔵庫にするか、冷凍庫専用機との2台持ちが前提になるという事。

 

で、さらに言えば、家電は家族構成や地域にとても左右される。

子供がいれば必須と思いがちだが、実はそれは都市部の一部の地域だけの話しで、地方だとそもそも買い物の回数も一回で買う量も都市部のそれとは全然ちがう。

また、同様の事例として冷凍品の経路としても購入以外にも贈答品という流れも多く、ぶっちゃけそういった地方では冷凍専用機の購入は当然のレベルで、冷蔵庫の冷凍スペースを増やした程度では対応できない。

例えば、地方だと大皿ごと冷蔵庫に入れるので冷蔵スペースが小さいの困るとか、高さが固定されると鍋入らないから選択肢に入らないとか、ぶっちゃけ冷凍庫スペースよりももっと日常的で具体的な課題の方が沢山あがってくる

 

また、同じ話は年齢にも影響する。

高齢者世帯においてはそもそも調理の需要自体も結構変動する。

子供がいなくなったあと、定年退職が来るまで、その後パートナーと別れるまで等そのステージにより必要な機能がかわる。

で、そういった事もあり、絶対に冷凍スペースが大きいものが需要がある、というのはお門違いで、精々一部の属性の人には求められている、それも専用機を買わないようなごく一部の人には、という程度に限定される。

 

当然、これは僕の調査した時代の話しで、コロナ前だから、また状況は変わっていると思うし、それは当然だと思うが、冷凍スペースが大きいモノが当然求められている、で、それが実現されないのは、男性開発者が無知なだけというのは完全な間違いで、結局は会社としてもヒアリングや需要をちゃんとくみ上げた上で、昔のように多数の機種を出せないので、絞り込んだ結果が、単身者向け、家族向け、大家族向け、事業者向けのようなラインナップなわけでして。

 

結局は市場としてそれが採算にのるのかどうか、市場全体の中でどの程度の割合が求めており、利益率としてどの程度に設定できるか(300L規模のボリュームゾーンの機種は当然利益が低い)、その戦略にリスクはないか等も加味した結果、今のような状況になっているわけであって、別に開発者や企画者が女性であったとしても、その個人の意見だけできまるものではない。

 

もう少し社会や組織の在り方を学ぶべきだし、仮に男性社員ばかりの組織であったとしても、今時サーベイなんてのは当然だし、企画と売上の関係もハッキリとでるわけで、それらを考慮した現状の結果である事はもう少し理解すべきかと。

世帯主の話以外はよくわからないなと

日本で外国籍男性と結婚すると言うこと

よくわからん。と言うか、そもそも外国人男性は、少なくともパートナーとは対等な関係なので別に大黒柱とかやってあげるとかそういう概念がないかと。その概念自体が日本固有のものだし、男性云々以前の別な話かと。

世帯主の話は、不動産会社によるし、というか、それ、状況次第では市区町村に申し立てれば改善させる事もできる。

が、そもそもの話しで、外国人だからではなくて、生計を共にする家族のうち、主な収入を持つ人を契約者とするという点が影響していて、それ以上でもそれ以下でもないかと。

まぁ、外国人男性の年収が低かったという点が間接的に影響をしているのはあるだろうが、あまり外国籍云々は関係ないですね。

 

で、全般的に、あまり弱者男性云々とは関係ないかなと。

 

そもそも日本人女性が思う外国人男性という像がちょっと歪で、別に日本人男性はダメ、外国人男性は最高というものもない。

文化として価値観が違うので、そもそも誰が何をするか、なんてものの役割の固定化という概念が希薄なだけで、別に男女ともに公平に何かをするという話しでもない。

 

対等であるというのは別に公平ではないので、役割として何かがどちらかに偏るのは普通にある。例えば料理一つとっても、別に外国人男性は必ず参加するわけでもないし、その他の事についても別に全てを分担しているわけではない。

単純に、就労含め様々な役割とさらに言えば財産というものが家ではなく個に属する事が多いため、結果的にそれぞれがそれぞれの所得を得るようになるのが基本で、そうでないケースは決して少なくないが、ぶっちゃけその状況で日本と著しく何かが違うかと問われると別にそれ程のかわりはない。

普通に女性が働かないというケースはあるし、その状況で家事に専念しているというケースもあるし、全体でいえば決して多くはないが、普通にある。

 

あと、家具を組み立てない云々もちょっとその人独自の感覚なのではないかと。

というのも、そもそもマニュアル読まずに作るなんてのは結構普通にある事で、ネジの数があわない事も気にしなければ、なんならパーツがあまったところで機能的に欠陥がなければ特に気にもしないなんて事は普通にある。

外国製品のマニュアルを見ればわかるように、彼らのマニュアルは基本的にリスクに関する警告が主な内容で、消費者と供給者の関係に関しての説明が主なもので、日本のような詳細な文章や説明はないし、場合によっては文字0で絵のみ、それも3枚ぐらいでまとめて書かれている雑な絵なんてものも普通にある。その程度にはマニュアルによる解説について彼らは重視していないし、それは供給側も消費者側も同じではないかと。

なので、マニュアルが読めないから組み立てないというのは私の感覚から言えば、結構レアケースで、おそらく別に英語のマニュアルでもそのパートナーは組み立てないのではないかなと思わなくもない。

で、そういった人は別に外国人だけでなく日本人にも普通にいるし、それこそ男性、女性問わずいるわけで、あまり弱者男性云々の議論とは関係がないのではと。

 

まぁ、疑似的に弱者男性を養うという感じを体験した、という点について言えば、外国人男性云々を除外すればそういった状況とも取れなくはないが、ただ、年収450万で子育てができないとか言い始めると、現実的にはできている家庭もあるので、そこも含め記事主の思い描く夫婦像や家庭像と現実のギャップがあって、そのギャップの原因をちょっとパートナーに押しつけているだけではないかとも思わなくはないですね。

 

そういったパートナーでたまたまあった、というだけの話しではないかと。

何と呼んでもいいとは思うけども

彼氏や旦那の事を「同居人」と呼ぶ女が嫌い

パートナーと呼ぶ人は男女共に知っているが同居人という人は流石にいないかな。というか、百歩譲って彼氏の事を同居人は許容できるとして、夫の事だと流石に意味不明では。例えば妻に対して同居人だとモラハラでは。

正直、他人がお互いをどのように表現してもいいし、なんなら一昔前にあった妻・嫁・パートナー議論ですらどうでもよいとは思っている程度に関心はない。

 

が、ちょっと冷静になるとアレだなと思うのは、主語を逆転させると、途端に炎上はしそうだなと。

 

この場合、女性がパートナーや恋愛対象者(と思われる人)を、同居人と呼んでいるという話なので、好きにすれば?で終わるとは思う。

 

で、逆転させた場合、妻を同居人と称する男性がいた場合、果たしてそれは社会は受け入れるのだろうかと。

 

なんというか、炎上はしそうだなと。

 

そう考えると、僕は、婚姻関係にある配偶者に対して同居人は書類上の整理として表現を除けば、基本的にパートナーや従来通りの妻や夫の方が無難だと思うかなと。

 

まぁ、そういっためんどくささ含め、ご自由に、とは思うけどね。

親だから子供に対してモラハラが許されるわけではない

https://twitter.com/ore825/status/1659182378357764096

これを賞賛している人というのは控えめに言って、モラハラ予備軍でしかないと思うよ。扶養している相手、特に自らの自由が限られる相手に対して平然と不満があるなら自分でやれというのは、控えめに言って権力の行使

当然、細かい事情や背景にはよるだろうが、通常の家庭であれば不満があるなら自分でやれと一方的に言い放つのはモラハラ以外の何者でもないし、それに理解が及ばないというのは、モラハラ予備軍でしかないと思う。

 

特に、子供というのは少なくとも自立できる程度、大学生で自ら所得を得る程度になるまでは、自我が目覚めたところで選択の自由というものはない。

それこそ今社会的な問題となっているトー横界隈に若い女性、特に未成年の女性が訪れる理由も、自由を得る為に選択肢がなく、結果として破壊的な選択を行ってでも自由を得るしかないという厳しい現状があるわけで。

 

たかが食事と思うかもしれないが、虐め問題と同じく、子供や未成年者にとっての世界は、学校や家庭というものが全てで、大人のように現状に不満があるなら自らリセット(転居、転職、離婚等)する選択肢を自由に選べるわけではない。

だからこそ、不満があれば相談をするわけであり、この相談者は、少なくとも自分がそういった料理が苦手てである事を相談しており、その背景には相談先であるリュウジ氏の影響が大きいので、助けを求めているわけであって、自分が取り得る選択肢、自由の中で最大限の努力はしている。

 

ここで「不満があれば自分で料理をすれば良い」というのは、一見すると真っ当な意見のように勘違いしているが、明らかに責任を負う側が一切の責任を放棄し、対話すら拒否しているわけであり、その上、相手には逃げ道や選択の自由というものがない人間に対して行っている事実も踏まえれば、賞賛するような選択肢ではない。

 

この「不満があれば自分でやれ」が通じるのは、少なくとも対等な相手に対してであって、例えば共働きの夫婦が料理をしてくれたものに対して不満があったとすれば、それこそ対等な立場なのだから、不満があるなら自分で料理してもよいし、なんなら外食すればいいという話しだが、この場合は明らかに違う。

 

当然、冷静に考えられる人間であれば理解しているが、母親や父親の立場でも普通に勝手に料理されても困るだろう。

誰が何を食べるのか、それはどの程度のコストで作るのか、いつ作るのか等も含め、料理は作るだけでは済まない様々な事情や背景がある。

そういった一切合切がこの「不満があれば自分でやれ」には含まれており、事実上、この子供が取れるのは、結局は自由な料理などではなく、与えられた自由、つまり、実質母親が与える環境の中の自由に過ぎず、それを自由とは言わない。

 

その上、不満があれば自分でやれといいつつ、その役割すら子供に押しつけるわけで、もはや親としての責任すら負っていない。

 

そもそもツリーを追うと「感謝がない」といった類いのコメントが散見されるが、少なくとも子供は会話を試みた上で、取り付く島もないという状況であるというわけで、料理してくれている事に対して理解をしていないわけではない。

その上、そもそも感謝しろというが、子供養うのは親の義務であり、養う事に感謝を求めるというのは少なくとも異常かと。

あくまでもそれは養われる側が行われた行為の結果抱く感情であり、押しつけるものでも、求めるものでもない。

親は常に感謝されるものであるというのは親の傲慢であり、親の行為が全て感謝に値するものであるわけでもない。

 

相手も人間であり、自分ではない一人の独立した個人である以上、そういった事は親子でも、夫婦でも、家族でも理解すべきだし、そういった一線は越えてはならないと思うが。

 

そういった状況を理解できないからこそ「不満があれば自分でやれ」という回答を賞賛するのだと思うが、もう少し子供が於かれている立場を考えてほしい。

 

大人にできる事は子供にもできるは傲慢だし、自分だってその程度の年齢ではできていたも傲慢。

貴方は彼/彼女ではないし、貴方の人生や環境と彼/彼女の人生や環境は必ずしも同じではない。

 

少なくとも親がすべき事は、子供の言い分も聞いた上で、どうするべきか、苦手な部分が何処なのか、マズイとは言うがどの程度の問題なのか、何か改善出来る点はないのか、そういったコミュニケーションを、年長者である親がリードして行う事で、取り付く島もない状況で、すがるような思いでネットで相談するような状況に追い込む事ではない。

 

それこそ、未成年の女性がトー横界隈に追いやられている状況と何ら変わらないわけで、そういったモラハラ行為である事を理解すべき。

 

異なる人間である以上、不満に限らず認識のズレや理解できないものもでているわけで、その都度「不満があれば自分でやれ」とするのは、もはやコミュニケーションの断絶を常に選択しているだけでなく、「私に従えないなら出て行け」といっているのと変わらない。

 

そんな選択を賞賛するというのは、私には理解できないし、理解したいとも思わない。