何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

それは釣りタイトルではるが、意図的に釣りタイトルを用いたのだと思いますよ

 

新型コロナウイルスに感染して分かったけど、やっぱり「ただの風邪」だった - 斗比主閲子の姑日記

どんな病気にも軽症で済む人もいれば重篤な症状となる人もおり、そしてコロナも風邪も感染症である時点で他人への感染を防ぐ為の措置や配慮は必要。結局のところ「ただの風邪」という人はそもそも無責任なだけかと。

まずは大事に至らず良かったですねと。

 

で、コメント欄を見ると、タイトルが「ただの風邪」を思わせている一方で、中身は「私にとってはそんな事なかったですよ」という記事で、一部の方は、釣りでアクセス数を稼ぐのか、と批判的なコメントを書いておられます。

 

恐らくですが、このタイトルのつけ方は意図的で、アクセス数の為ではないかと思います。

 

基本的に「ただの風邪」という発言は、良くも悪くも肯定派、否定派を集めることになります。

で、当然ですが、肯定派(ただの風邪派)は「やっぱりそうですよね」と自分の考えを補強するネタを得たと思うでしょうし、否定派(風邪とは異なる)は「胡散臭い発言をする人だ」とその人を陰謀論者のように扱うでしょう。

 

いずれにせよ、肯定派、否定派が集まってくることに変わりはありません。

 

で、本稿はタイトルでは「ただの風邪」とした上で、実際の体験を通じてそれを否定しています。

少なくともご本人にとってはただの風邪ではなかったとしています。

 

結局この記事は、本人の体験談を紹介しつつ、私の勝手な推測ですが「ただの風邪」派に対して「そう思いたい気持ちもわかるが、結局のところ、自宅療養ですらこのようなつらい症状がでる(いわゆる軽症扱い)のですよ」と諭している記事かと思います。

 

正直私がこの手の意見(「ただの風邪」派の主張する意見)に理解ができないのが仮に「ただの風邪」だったとしても、そもそも感染症である時点で、マスクは必須であるという事です。

そして、風邪であろうが、コロナであろうが、当然インフルエンザであろうが、症状がでているのであれば社会とは距離を取る必要があるという事です。

そもそも症状が軽いとか重いとか関係はなく、他人に移さないというのは当たり前のことですし、体調不良時に不必要な外出をするな、仕事を無責任にするなという事です。

風邪だったらマスクは不要とか、インフルエンザならマスクは不要という人は、コロナ云々以前に根本的に無責任なだけかと思いますが。

 

またコメントにも書きましたが、軽症であるかどうかは、コロナに関わらずどのような病気であれ人により程度は異なります。

 

極論いえば、がんで亡くなる人もいれば、がんでも助かる人もいる。

病気とはそういったものです。

 

もっと言えば、運も影響します。

たまたまその時にフィジカル面に問題を抱えていたというだけで、中等症や重篤な症状となってしまう事もありますし、基礎疾患がある事を知らない(実は若いうちに気付かないという事は多く、自分は基礎疾患なんてないと思い込むのはとても危険)状況下で、感染した結果、自分に基礎疾患があったという事もありえます。

 

新型コロナウイルスが兎に角きついのは爆発的な感染力です。

結果として感染が広がると、慎重な対応をされている環境にも入り込み、結果としてなくなる必要がなかった方まで命を落とす事となります。

 

「ただの風邪」派の意味不明な意見として、なくなっている方は基礎疾患のある方や高齢者だから別にコロナでなくてもなくなるような意見を見かけますが、控えめにいって異常な考えと言わざるを得ません。

 

現代において大抵の病気は症状を抱えていたり、発症していても適切な対応をすることで、命の危機にさらされるという事は目っきりなくなりました。

結局、基礎疾患があろうが、高齢者であろうが、コロナに感染しなければ亡くならなかったわけであり、また、これも一部の方が発言している「風邪でも感染すれば亡くなる」という謎理論についても「だからこそ風邪だろうがコロナだろうがマスクをして他人への感染を広げるな」という以外に何もいう事はありません。

 

結局「政府は無能だ」という暇があれば、自分ができる事、ただマスクをし(コロナであろうが、風邪であろうが、インフルエンザであろうが)他人への感染を抑え、手洗いをしっかりし、必要な場所では消毒を行う、そしてしっかりと食事をし、フィジカル的にもメンタル的にも隙を可能な限りつくらない、ただただそれだけの当たり前の事を私たちはするだけの事です。

 

当然政府や地方自治体が適切な対応を取る事は重要ですが、それはそれ、私たちにできる事は結局それ以外にはそれほどなく、1日も早く普通の生活が送れるようになるためにも、そして社会へのダメージを減らすためにも、できる事はする、無責任な行動はとらない、そして、運悪く感染してしまったら、可能な範囲(支援してくれる周囲の環境にもよるので、あくまでも可能な範囲で/命大事に)で拡大を抑える努力をする、ただそれだけの事だと思います。

 

そんなことではないかと思います。